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子宮頸がんワクチンについて

中沢内科胃腸科医院では、子宮頸がんワクチン接種を行っております。
葛飾区金町で子宮頸がんワクチン接種をご希望の方は中沢内科胃腸科医院までご相談下さい。接種はご予約制となっておりますので、まずはお電話にてご相談をお願い致します。

子宮頸がんとは?

子宮頸がんは、主に性交渉によりヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスに感染することで起こる女性の癌です。20代などの若年から発症するケースがあり、好発年齢も30〜40代という比較的若い世代にピークがあることが特徴です。日本では毎年1万人以上が新たに子宮頸がんと診断され、亡くなる方も年々増加傾向にあります。自覚症状に乏しいものが多く、検診でも見つけづらいケースがありますので、検診と併せてワクチン接種で発症そのものを予防することが重要です。

子宮頸がんワクチンの種類と接種回数

子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスには100種類以上の型があり、その中の13種類に発がん性があると言われています。子宮頸がんワクチンは、接種することで感染を防ぐことができる型の数(価数)によって、2価・4価・9価の3種類に分けられます。

  • 2価 ®サーバリックス(3回接種)
  • 4価 ®ガーダシル(3回接種)
  • 9価 ®シルガード9(原則2回接種。15歳以降で初回接種の場合は3回接種)

当院では4価と9価のワクチンを取り扱っておりますが、子宮頸がんワクチンの価数においては、数字が大きい方がカバーしている範囲が広いため、現状では9価のワクチン(®シルガード9)の接種が推奨されます。(2023年4月より®シルガード9も公費の適応になり、無料で接種を受けることが可能となりました)

子宮頸がんワクチンの副作用

子宮頸がんワクチン接種後に見られる主な副反応として、発熱や接種した部位の痛みや腫れ、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神などが挙げられます。

【子宮頸がんワクチン接種による主な副作用】

発生頻度

9価ワクチン(®シルガード9)
50%以上 疼痛
10〜50%未満 腫脹、紅斑、頭痛
1〜10%未満 めまい、悪心、下痢、かゆみ、発熱、疲労、内出血など
1%未満 嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、出血、血腫、倦怠感、硬結
頻度不明 感覚鈍麻、失神、四肢痛など

(®シルガード9添付文書より)

子宮頸がんワクチンの対象

  • 小学6年~高校1年相当年齢の女性(令和5年度:平成19年4月2日~平成24年4月1日生まれの女性)
      ※標準接種年齢は中学1年の年度
  • 積極的勧奨を控えていた期間に該当する平成9年4月2日~平成19年4月1日生まれの女性で、接種を完了していない方

子宮頸がんワクチンの費用

無料(区から発行された接種券をお持ちの方)

 

 

 

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