頭痛を起こす病気
このページでは頭痛を起こす病気について、その特徴的な症状とともに紹介していきます。
多くの頭痛に緊急性はありませんが、中には受診を急がなければいけない危険な頭痛があります。危ないサインは以下の3つです。
1.「殴られたように突然起こった頭痛」
2.「徐々に痛みが強くなってくる頭痛」
3.「人生の中で最悪というほど激しい頭痛」
このような頭痛があれば、直ちに医療機関を受診しましょう。
頭痛でお困りの際は、ぜひ一度葛飾区金町の中沢内科胃腸科医院までご相談下さい。
筋収縮性頭痛
典型的な経過:
・慢性的に締め付けられるような頭痛がする。
・午後に多い。
・肩こりがある。
・モニターを長時間使う仕事をしている。
治療:
・血行を良くするため、マッサージ・ストレッチ・お風呂で温かい湯に浸かるなどの生活改善をします。
・痛み止めや、筋肉のコリをほぐすようなお薬をお出しします。
偏頭痛
典型的な経過:
・1ヶ月に何回か、強い頭痛と吐き気がして動けなくなる
・頭痛がある日は光や音、匂いで痛みが悪化する
治療:
・偏頭痛の発作を抑えるお薬、痛み止めなどをお出しします。
・発作の頻度が多い場合には、頻度を抑えるお薬をご提案します。
かぜ(急性上気道炎)
典型的な経過:
・数日前から軽い頭痛がある
・咳、痰、鼻水、のどの痛み、関節の痛み、熱などが同時に出てきた
治療:
・症状を和らげるお薬をお出しします
副鼻腔炎
典型的な経過:
・慢性的に鼻水・鼻詰まりがあり、頭も痛い。
・鼻水がのどの奥に流れ込んでいる感覚がある。
・お辞儀の姿勢をとると頭痛が悪化する。
治療:
・排膿を促すお薬をお出しします。
・必要に応じて抗生物質を追加して治療します。
帯状疱疹
典型的な経過:
・数日前から片側の前頭部あたりがピリピリ・ズキズキする。
・痛みを感じる所を触ると違和感があり、ブツブツや水疱が出てきた。
治療:
・ウイルスの勢いを抑えるお薬をお出しします。
・痛みが強い場合は鎮痛剤を併用します。