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緊張型頭痛について

緊張型頭痛とは?

本ページでは緊張型頭痛について解説しています。緊張型頭痛は様々な頭痛の中で最も頻度が高いと言われており、そのため人により多様な症状を呈します。特定の検査で異常が出るような病気ではないため、正確な診断のためには痛みの出るタイミングや強さなど、症状について詳しくお話を伺うことが重要です。

金町、水元、三郷エリアで頭痛に関してお困りの方は、ぜひ一度中沢内科胃腸科医院までご相談下さい。

緊張型頭痛の症状

緊張型頭痛は筋肉の凝りや緊張がベースとなって頭全体が締め付けられるような頭痛を起こします。頭が重だるく感じたり、ズキズキとした痛みを伴ったりと、痛みの表現は人によって様々なバリエーションがあります。

緊張型頭痛の痛みの性状

緊張型頭痛は多くの場合、痛みの感じ方として下記のような表現がされます。

  • 鈍痛がある
  • 頭や肩に重みがある
  • 圧迫感を感じる
  • 頭が膨らんでいるような感覚
  • きつい帽子を被っているような感覚
  • バンドで締め付けられているような感覚

また頻度は低いですが、"刺されるような痛み"であったり"脈打つような痛み"であったりと、他の頭痛との判断に迷うような症状の出方をすることもあります。

緊張型頭痛の起こる部位

典型的には両側性に痛みを起こしますが、バリエーションが豊かであり、ときに片側のみの痛みになることもあります。片側のみの頭痛の場合、名称から片頭痛と誤解されがちですが、緊張型頭痛と片頭痛は明確に異なる病気ですので、場所のみでなく他の症状も併せて総合的に判断することが重要です。

緊張型頭痛の起こる時間帯

典型的には午前よりも午後にかけて起こることが多いです。これは日中の社会活動による肩こりや眼精疲労などの蓄積が、頭痛の悪化に影響を与えているためと考えられます。

痛みは数時間〜数日の単位で続きますが、我慢しようと思えば我慢できる程度の痛みであることがポイントです。痛みがひどいと吐き気を感じることもありますが、嘔吐することはあまりありません。耐え難い痛みで社会生活へ影響があったり、頭痛とともに嘔吐を繰り返す場合には、他の頭痛の原因を考える必要があります。

緊張型頭痛の原因

ストレスや眼精疲労との関連が指摘されていますが、正確な部分はよくわかっていません。頭や首周りの筋肉で痛みを知覚し、それが神経を伝わって脳で痛みとして自覚されますが、その経路自体が刺激に対して過敏になっていることが発症と関連していると考えられています。

緊張型頭痛の診断

緊張型頭痛を検査で診断することはできません。症状を詳細に問診し、診断基準に合致するかどうかで判断します。また診察の過程で、他の頭痛の原因を除外する必要があると判断された場合は、血液検査や頭部の画像検査(CT・MRI等)を受けて頂く場合があります。

緊張型頭痛の治療

薬物療法

比較的、発症から時間が浅い場合には非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDS)やアセトアミノフェン等のいわゆる鎮痛剤を処方し、症状が出現した際に使用して頂きます。慢性的に症状が続いている場合には、三環系抗うつ薬等を用いてベースの痛みの程度や頻度を抑える治療を並行して行います。

生活改善

規則正しい睡眠を取ること、バランスの良い食事を取ること、適度な運動とリラクゼーションを行うことなども頭痛の軽減に効果的です。

 

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